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OSK武生菊人形公演2009 グランドレビュー「ファシネーション~魅惑と情熱の炎~」

10月3日に初日の幕を開けたOSK武生公演。

早速かけつけたファンのみなさまのブログ記事を読み、うずうずとはやる心をおさえつつ、ようやく今年はじめて武生へ出かける日が来ました。

それは10月7日。

折りしも大型の台風が接近し、明日には近畿に上陸しようかという、まさに風雲急を告げる最中、悠長に「西日本乗り放題きっぷ」を使って普通列車で武生を目指します。
朝から雨模様ではあるものの、なんとかその日一日だけはお天気が持ちそうな気配。
風に弱い湖西線が心配でしたが、ほぼ定刻どおりの運行で、無事に1回目の公演に間に合う時間に武生駅に着くことができました。

JR武生駅 武生駅ホームの菊人形


平日なので、各地から遠征してくるファンも少なく、悪天候のため地元の方々の出足も悪いようでしたが、開場直後はがらがらだった劇場内も、開演直前にはそこそこ席もうまってにぎやかになりました。

たけふ菊人形大劇場


幕が上がると、いきなりラテン
カラフルなフリフリ衣装のうずが、目に飛び込みます。
例年は、まず日舞から始まるところを、今年は幕開きからいつもに増して華やかでパワフルなダンスを見せてくれます。

ひとしきりラテンの歌と踊りが終わったところで、コメディ劇場のはじまり。
事前にファンの方々のブログ記事を読む限りでは、あんまり期待していなかったのですが、実際に見るとみなさん演技が巧くておもしろい。
筋だけ聞くと月並みなたわいもないお話なんですが、随所にアドリブのきかせどころがあって、演じる人の力量とコンビネーションがはまれば、ぐっと盛り上がるようにできています。
それだけに、舞台の成否はそれぞれの演技にかかっているわけで、演じる方はたいへんでしょうが、上手くいったのを見るのは楽しいです。

私が行った日には、初日からある程度回を重ねて、お芝居がこなれてきたところだったのでしょう。
かけあいの息もぴったり合って、大いに笑わせてもらいました。

若手男役2人と中堅娘役によるMCは、これがまた、ものすごく素人っぽいのになんでこんなにおかしいの?という代物で、お芝居以上に笑いました。

MCの後は、和服で民謡メドレー
日本各地の有名民謡8曲を歌いついで、最後はご当地おなじみの「やんしき節」で締めくくり。

着物姿の華やかな娘役の踊りから、うってかわって暗い照明の中、黒に赤のアクセントのある燕尾服の男役が1列に並んでクールなダンス。
それに呼応するように、黒いロングスカートをひるがえして娘役だけが踊るシーンが続きます。

ベテランのお二人、貴城さんと美砂さんのコミカルなデュエット(この二人の組み合わせは2年前のMCを思い出します)と、まるでフィルムを早回しにしたようなスピーディなラインダンス、そしてこの公演のトップをつとめる桐生さんの朗々と歌い上げるソロをはさみ、白と紫の明るい色彩の衣装で軽いミュージカルナンバーで、全員が入れ替わり立ち代わり踊るフィナーレへとなだれこみます。


黒い衣装の場面と、白い衣装の場面は、ちょうどネガとポジのように対照的で、どちらの群舞も見ごたえがありました。

洋舞→お芝居→日舞→洋舞という今回の構成は、いつもの日舞+洋舞の2本立てに比べ、目先が変わってお得感があるように思います。

お昼は会場を出て、蔵の辻というところのお蕎麦屋さんでおろしそばをいただきました。
ここは、蕎麦と大根おろし、刻みネギ、削り節が、別々の器に盛られています。
こうなっていると、私のようにネギが嫌いな者にはたいへん嬉しい。
大根おろしも辛さをみてから、自分の好みに量を調節できます。

蔵の辻 そば屋 おろしそば



食事を終えて、菊人形会場へ帰ったら、もう劇場は午後の公演のために開いていましたが、あいかわらず客の出足はにぶく、かなり前の席も空いていました。

すでに台風にそなえて翌日の休演が決まったと聞き、今日のうちに来ていてよかったと胸をなでおろしました。

午後のお芝居のアドリブには、早速台風ネタが盛り込まれました。

お手紙によれば、主人公の郷里にも台風が来たもようです。
田舎から主人公を訪ねてきた両親も、空模様が気がかりなようす。
そして、いつも先に帰ってしまうお母さんは、「羊の子と台風が気になるから」と、やっぱりお父さんを置いて、さっさと田舎へ帰っていったのでした。


てな、具合。
「台風」とか「空模様があやしい」とかいうセリフが出るたびに、場内が笑いのうずに包まれます。

これこそ、このタイミングでしか使えないアドリブ。
他の日にはたぶん二度と聞けないでしょう。
なんだか得したような気がします。

午後の公演が終わった後、本当に空模様があやしいので急いで帰宅の途につきました。



列車が大阪へ近づくほど雨脚は激しさを増してゆきましたが、幸い、本格的に強い風が吹くまでには家に着くことができました。

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