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OSKミュージカル 「ドリーム・アゲイン」

楽しかったなァ

もう1週間以上前のことになりますが、
8月29日(土)
一心寺シアター倶楽での公演に行ってきました。

テーブル席があるというので、どんな様子かと思っていたのですが、普通の劇場とそれほど変わったところはありませんでした。
小ぢんまりしているのと、客席の傾斜が大きいので、どの席からも舞台が見やすいのではないかと思いました。

テーブル席とは、客席の1列目と2列目にの前に長テーブルが置かれているだけで、普通の席で見るのと大して違いません。
飲食物持込可なので、コップやプログラムを置いたりできるのは便利です。
南座の桟敷席のようなものでしょうか。

今回、G・Gこと実家の父の希望でテーブル席にしてみようということでしたので、はりきって予約電話をかけて、端の方ですが最前列の席を手に入れました。

トップスターの桜花さんと、娘役ダンスユニット・チェリーガールズが中心の公演。
そうなると、ガンガン踊るダンスショーかな、と期待します。
ちらしにはストーリーらしきものは書かれているものの、大して熱心に読んでいませんでした。
ところが、劇団公式サイト内の劇団員ブログや、演出を担当する吉峯暁子さんのブログに書かれているお稽古風景によれば、どうやら、ばりばりのお芝居らしいことが判ってきました。

それで、ちょっとばかし、テンションが下がっていたわけです。
お芝居って、苦手だし。
ミュージカルなんだから、歌や踊りもあるだろうけど、セリフがたくさんあるとその分、歌も踊りも少なくなってしまうわけで。

申し訳ないけど、そんなに期待していませんでした。

劇場の入り口で、DVDの予約申し込みを受け付けているのを見て、「これが南座のDVDだったら、一も二もなく買いだけどなあ。これを出すぐらいなら、なんで南座を・・・(ぶちぶち)」

とにかく、1回見てから予約するかどうか考えよう。

そんなふうに消極的な気分で客席に座り、お芝居が始まって・・・

最初の5分で、DVD買う!と決めました。

だって、あーくんげんちゃんおもしろいんだもん。
若手男役のお二人。
2年前に研修所の卒業公演を見た時は、正直言ってダンスや歌に比べると芝居は学芸会だァと思ったものですが、わずかの間にずいぶん成長したものと、驚かされました。

ストーリーはとってもよくある話。

つぶれかけたキャバレーのてこ入れのために、ショーをすることになる。
集まったダンサーはキャリアも個性もさまざま。
謎の男竜崎の指導のもと、練習が始まるが・・・。


新米の2代目オーナーと、チーフは幼馴染で、「あーくん」「げんちゃん」と呼び合う仲。
竜崎は、先代に恩義があって手を貸してくれるらしい。
店に古くからいる掃除のおばさんにも、なにやら過去がありそうな。

このあたりもお約束な設定。

ぶつかりながらも、だんだんみんなの心が一つになって、プレビューショーの日を迎える。

これも予定調和。

ありきたりなお話のわりに、つっこみどころはたくさんあります。

先代の時代に好評だったショーが無くなったのは、それでは客が呼べなくなったからじゃないのか?
なのに今さら、ショーをやっても客が戻ってくるのか?
たった3ヶ月で、ずぶの素人が一流のショーに出られるダンサーになれるのか?

でも、そんなことを追求するのは野暮だよ、と思えるほど、楽しい場面の連続でした。
正攻法のお芝居なので、大量のセリフの応酬があるのですが、出演の人たちのテンポと間がよくて、笑いあり、ほろりとさせるところあり、緩急自在。
その合間に、適度にはさまる歌と踊りは、みなさんお手のもの。
なにより、セリフのかけあいがおもしろくて、全然たいくつしませんでした。
こういうのなら、芝居もいいなと思います。
15分の休憩をはさんで2時間ぐらいあったらしいのですが、そんな長さを感じませんでした。

ストーリー上のプレビューショーという形で、自然にお芝居とフィナーレのショーがつながります。
ここで、南座公演2部の主題歌、ドリームカムトゥルーが歌われるのがうれしい。
この公演はDVDが出るので、少なくともこの歌だけは残ることになります。
芝居の途中から、ぜひぜひDVDが欲しいと思っていましたが、最後にドリームカムトゥルーの歌がとどめ。
南座もこれも演出家は同じだから、こころおきなく歌が使えたのかしら。
1部の主題歌(櫻タイフーン)もなんとか、こういう形ででも残せないものでしょうか。
同じ場面、振り付けでなくても、歌を聞けば、あの舞台を思い出すことができます。

話がそれましたが、ドリームアゲインに戻します。

公演から10日あまりが過ぎた今、ふとした拍子に、冒頭に赤い文字で書いた「楽しかったなァ」という声が聞こえるのです。
これは、美砂まりさん演じる掃除のおばちゃんのセリフ。
昔のように店でショーをしようという竜崎の言葉を聞いて、華やかだった時代を懐かしむ場面です。
おばちゃんが楽しかったという昔は、何年も前のことですが、私が今、「楽しかったなァ」と思うのはわずか10日前の舞台なのです。

コメント

No title

楽しかったねえ~。
テンポと間。ほんとうに。若さも、夢も、悩みも、あったかくて、いい笑いにくるまれているようで、ほろりとしました。

新しい舞台を見ると、どんどん上書きされていっちゃうのよね。早く次の舞台が見たいと待ち望む一方で、記憶が薄れていってしまうのがもったいなくて。DVDとプログラムがあったら、なんにもいらないくらいなんですけど。採算が合わないのかなあ?(それだったら、ガマンする・・・)。

DVD

生で見るほうが、だんぜん良いのだけど、完全におぼえているわけじゃないので、時とともに細かいところはどうしても忘れて行きますよね。
それを思い出す手がかりになるのが、DVD。
映像に映っていないところまで、なぜか思い出せるのが不思議です。
だから、生で見た公演のDVDはぜひ欲しい。

それで、見てない公演は、どんなのか知りたいから、せめてDVDが欲しい。

どっちにしても、DVDを出して欲しいのですが、こういう人って少数派なのかな。

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