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アラビアンナイト ふたたび

OSKの南座公演「レビュー in KYOTO Ⅲ」第2部

星の騎士のセレナーデのあと、舞台はなぜかアラビアンナイトの世界へ。

どんな場面かは、19日の記事に書きました。

この場面について、追加です。

(絵があります。見たい人だけ見てね)
アラビアンナイト1

桐生麻耶さん演じる太守と、牧名ことりちゃん演じる美女。

だいたいの形だけなので、実際の衣装はもっと装飾がついていたと思ってください。
桐生さんとことりちゃんの身長比もいいかげんです。

アラビアンナイト2

これ、一応リフト、なんでしょうか?

桐生さんの手の位置が、うろ覚えですが、だいたいこういう感じで、ことりちゃんが横になっているのを宙で支えています。
このあと、ことりちゃんはこのまま床に下ろされ、寝返りを打ってイスラム教の礼拝みたいなポーズから、起き上がります。
ここのところで、桐生さんは、いかにも呪文をかけているような動作をし、その動きにあやつられるように、ことりちゃんが立ち上がるのです。

さて、楽日(20日)お昼の公演で、まさかのアクシデントが起きました。

絵にあるように、桐生さんの首にまわされたことりちゃんの右腕。
その手首の腕輪が、桐生さんの髪にひっかかったのです。

腕輪の金具に髪の毛がからみついたのでしょうか。
なかなか取れません。
二人ともこの体勢ですから、からんだところに手をやってはずすというのがなかなかできません。
まして、他の人が手を貸すわけにもいかず。

音楽だけが、どんどん先へ行きます。
セリフがなくて、音楽の進行に合わせたダンスでお話が進むのです。
音楽は録音ですから、こういう時、融通がききません。

このまま、取れなかったら、どうなるんでしょう?

桐生さん、まじであせっているらしく、元々彫りの深い顔立ちが、いっそう険しくなっています。

苦悩する桐生さん。

この難局に、申し訳ないけど、素敵、と思ってしまいました。
人が窮地に陥っているのを見て、そんなことを考えるのは、不謹慎です。
心配もしていたんです。
からみついた髪の毛が早くほどけるように、祈っていました。
でも、その一方で「これはあまり見たことのない桐生さんかもしれない」と新鮮な思いでした。

桐生さんと言う人は、体格と体力に恵まれているためか、相当にハードな振り付けや、難度の高いリフトをこなすときでも、表情に余裕を感じさせる人です。

このぐらいのキャリアがあると、めったなことではうろたえないらしく、転倒しかけて膝をついた時でもにこやかな笑みをくずさず、「何かありましたか?」というようなしれっとした表情で踊り続け、こっちのほうが「今、見たのは錯覚だったかしら?」と思ってしまうほどです。

その桐生さんが、この時ばかりは恐ろしいぐらい真剣な顔でした。
なんとなく、未知の一面を見たような感じです。

はらはらしながら、時が過ぎ、なんとか腕輪と髪の毛が離れました。
でも、ここで手間取ったため、ことりちゃんに呪文をかけるところはすっとばし、いきなり桜花さん誘惑作戦に突入しなければなりませんでした。
まあ、お話を続けるには、ぎりぎりで間に合ったというべきでしょう。

そのあと、桜花さんと花道で斬りあいをするところ、元々桐生さんは敵役なので、怖い顔なのですが、気のせいか、いつにも増して表情が厳しかったように思いました。

それにしても、ことりちゃんの腕輪。
こうなってみると、楽日までひっかからなかったのがむしろ不思議という感じです。

次の回、楽日の2回めの公演で、ことりちゃんの右手首に腕輪はありませんでした。左手首の腕輪は二の腕に移動していました。(同じものだとしたら、手首にはめていたものが、二の腕に入るというのもすごいと思います)

もちろん、大楽の舞台でのアラビアンナイトはつつがなく終わりました。




さて、ここからは、無幾庵の妄想劇場。

――桐生さんとことりちゃんは、太守=悪い魔法使いと美女=彼が造った人造人間です。

美女「ああっ、腕輪に髪がからみついて」

太守「と、取れない」

美女「御主人様、私のこの手を切り落としてください!」

太守「大事なお前を傷つけられるものか。
   それぐらいなら、私が髪を切って角刈りになる!」


おあとがよろしいようで・・・

コメント

桐生さんのアクシデントはホントにハラハラしました!? でも 髪から外したときの表情は険しかったけど、ものすごくかっこよかったです…。桐生さんファンの私にも貴重な一面でした

No title

絶好調ですね~。痛快!

無幾庵さんは、ホムンクルス説なのね。私は、おとぎ話の人なので、魔物(ジン:桐生さんが。ことりちゃんは、マホウで人間の姿をしてるけど、ほんとは、ちっちゃな生き物で、桐生さんの下僕。櫻子さんは、幻想)説です。

腕輪。実は、最初、分からなくて、今日は、ちっとも離れないわ~と思ってたら、離れられなかったんですよね。でも、階段を駆け上がってく時、あの鈴が、しゃらしゃら鳴るのが、すごく好きでした。あと、こぶし振り上げて踊ってるとこと、私のものよ!と言わんばかりに、桜花さんに片足からめて、ふんっ!てしてるとこ。

今回、ことりちゃんが踊ってる後ろでは、世にも美しいラブシーンが展開されてるし、桜花さんと桐生さんが戦ってるときは、櫻子さんとことりちゃんが、つかみあってるし、毎回、どこを見ようか、うろうろになってる内に終わっちゃうのでした。

No title

私も、この場面では早く髪ほどけますようにと手に汗でした。
私はOSK観劇開始から4ヶ月なので経験が浅いのですが、そうか、桐生さんにしては珍しい反応だったのですね。貴重な場面に出会ったのでしょうか。

しかし「角刈りになる」は笑わせていただきました(笑)!いい男ですものね。

No title

たしか、コメント入れていたはずなのに消えてる。
どうも、いかがわしいコメントを消そうとして、間違えて一緒に消してしまったようです。
よかった、人様のを消さなくて。

前に書いた内容はうろおぼえなので、改めてレスします。

>うりりんごさん
本当にハラハラしましたね。
桐生さん、表情は超シリアスでしたが、落ち着いて対処されていたと思います。

>よっちゃん
魔物(ジン)というのも、それらしいね。
ことりちゃんが、魔法で姿を変えられた生き物なら、普段はツボの中に住んでいて、用のあるときだけ出てくる、という設定なんて、どうでしょう。
(昔、TVでやってたアメリカ製のドラマ『可愛い魔女ジニー』を思い出しています、どうせ、また誰も知らんのやろけど)

>酒井由乃さん
私も、OSKを見始めてからまだ数年にしかならないので、長年のファンの方たちに比べると、そんなに経験があるとは言えないのですが。
今回は、自分だけのトラブルならともかく、非常に不安定な体勢で、相手役さんにも影響があるというのは、かなり困難なケースではなかったかと思います。

“角刈り”にウケて下さってありがとうございます。
でも、最後の太守のセリフは、思いっきりシリアスな顔で言っていると想像してくださいね(笑)。

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