FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

南座公演を見て連想するもの

女剣士が出てきます、というだけなら、そんなにネババレじゃないかな?(プログラムの配役にも書いてありますし)

女剣士で連想するのは、まず一番目が前にも書いた琴姫七変化なんだけど、「剣客商売」(池波正太郎)に登場する佐々木三冬も思い出しちゃったな。
佐々木三冬は、男装の女剣士、実は老中、田沼意次の庶子。
妾腹ではあるけれど、お嬢様で男勝り。もちろん、剣の達人。
テレビドラマでは、大路恵美、寺島しのぶ、古いところで、新井春美、音無美紀子らが、三冬を演じていますが、正直いって、どれも原作のイメージと比べると物足りない。
私の見るところ、しゃきっと度が足りないんです。
三冬は、単に気が強くて男に負けまいと肩肘はっているだけじゃなく、剣の腕前も本当に強くて、大抵の男なら負かしてしまえるぐらいの実力があります。(ほとんど化け物じみて強い主人公父子を除く)
普通の女優さんが男装しているだけじゃ、そんな風には見えません。
でも、日舞では着物に隠されて見えないが、洋舞のドレスで露出されると、余分な肉をそぎおとしたような筋肉ムキムキの背中を持つOSKの娘役さんなら、女武芸者佐々木三冬にふさわしいかもしれません。

阿波踊りは、5月に行った食の博覧会を思い出します。
ステージのプログラムで、OSKの一つ前が阿波踊りでした。
あの時に見た男踊りと比べると、今回の舞台では踊り手の動きが弾んでいるように思います。
軽やかです。
特に桐生さん。

風の盆から、連想するのは、・・・・困ったことに小説「愛の流刑地」(渡辺淳一)。
ヒロインのしぐさに、風の盆の踊りの手の動きを連想したことが、主人公がヒロインに惹かれるきっかけだったという設定です。
映画のラストで、笠をかぶって踊るヒロイン(寺島しのぶ)の映像が印象的でした。
これだけなら、無難なイメージですが、ご存知のように、小説も映画も、二人が知り合ってから結末までの間にはいろいろ、いろいろ清く正しいレビューとは相容れない部分があるので(というか、この話はこっちがメインでしょ)、毎度、舞台を観ながら、「愛ルケ」なんて思い出していていいのだろうか、と申し訳なく思っています。
小説では、中年の作家の心をとらえるなまめかしい手のしぐさが描かれますが、南座で観られるOSKの風の盆は、しゃきっ、しゅばっ、ぴしっという感じ。
なよなよしたとこなんて、ありません。
なんたって、阿波踊りと勝負するぐらいですからね。

ついでに。

大文字焼きの松明みたいなのを持って登場する桜花さんを見て、聖火ランナーと思ったのは、気の迷いでしょう。




コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。