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2014年のマザーグースカレンダー

2014年といっても、すでに半分以上過ぎてしまっているわけで、今更カレンダーの話題もないものですが、2010年以来曲がりなりにも続けているOSK版マザーグースカレンダーの記事。今年もカレンダーは作ったので遅ればせながらご披露しようと思います。

OSKとは、OSK日本歌劇団。
マザーグースは、イギリスに古くから伝わる童謡の総称。

私が大いに関心をもっているこの二つを強引に結びつける試みが、OSK版マザーグースカレンダーです。

マザーグース学会関西支部では毎年お遊びでマザーグースカレンダーを作ります。メンバーの合作で、参加した人数分のセットしか作らないごくささやかなものです。
各自の担当はひと月分。
だから私が作るのもひと月分だけです。今年は6月の担当でした。

カレンダーのデザインは各自の自由。
ここが個性のみせどころです。
そこで私らしくOSKの写真を使ってみよう、と思いついて実行したのが4年前。
当時の経緯と、その後の奮闘について知りたい方は過去ログをご覧ください。

2010年のマザーグースカレンダー → http://mouikwan.blog42.fc2.com/blog-entry-86.html

2011年のマザーグースカレンダー → http://mouikwan.blog42.fc2.com/blog-entry-143.html

2012年のマザーグースカレンダー → http://mouikwan.blog42.fc2.com/blog-entry-139.html

2013年のマザーグースカレンダー →http://mouikwan.blog42.fc2.com/blog-entry-149.html


去年のカレンダーの記事なんか、わざわざリンクをはるまでもなく、ブログのトップページを開けばこの記事の二つ下にあるわけで、どんだけブログを放置しているかって話なのですが。
しかも一つ下の今年の正月の記事には、心を入れ替えて今年こそ、まめに更新をしようなんていうタワゴトを書いておりますが、新年早々大ウソをついたということが早くもあきらかになったわけです。
とはいうものの、このように過ぎてしまったことをいろいろ言っても仕方がないので、今は重い腰をやっとあげてとりかかったカレンダーの記事を書き終えることにします。

お時間があれば読んでやってください。






カレンダー2014

今年のマザーグースカレンダーです。

右下、一番上になっているのが私が作ったOSK版。

重なってちら見えしているのは、他の方が作られたのはこんな感じ、ということで。
右上に見えている厚い本は、"The Oxford Dictionary of Nursery Rhymes"「オックスフォード童謡辞典」です。

OSKの劇団員さんの写真は、例年の如く、たけふ菊人形公演の時の撮影会で私が撮らせてもらったものを使っています。
過去ログを読んでいただけば、たけふ公演のこととか、ファンが参加できる撮影会のこととか、いろいろ書いています。
たけふ、とは、福井県越前市武生(たけふ)のことで、毎年10月に彼の地で菊人形の催しがあります。

2009年にたけふ菊人形について書いた記事がありました → たけふ菊人形開幕

舞台衣装をつけた劇団員さんを自由に撮影できるイベントは公演中、毎日あります。
若手の劇団員さんが日替わり交替でモデルになってくれます。
どんな衣装を着ているかは、その場にならないとわかりません。
公演は1時間ほどのプログラムの中に、和物と洋物が入る盛り沢山なものです。
だから、撮影会に現れた劇団員さんが和服、ということもあるわけで、そんな時は(マザーグースカレンダー用の写真撮影のためには)「はずれ」だと思っていました。

ところが、去年、マザーグース学会の会員のおひとりから次のようなご意見をいただいたのです。

「歌劇には和洋のレパートリーがあるので、比較文化を体現しています。マザーグース和装版も是非考えてみてください」

歌劇が比較文化を体現している!

なるほど、そういう見方もできるのですね。
それなら、洋楽に合わせて日舞を踊るというのも、異文化の融合、と言ってみたり?

とにかく、これで私も眼からウロコといいますか、新しい可能性を見出したといいますか。

和物の衣装でもマザーグースカレンダーが作れるんだ


と思ったわけなんですね。

それで、今年のカレンダーに使った写真だけ取り出しますと、このように。

elsie

モデルはOSK日本歌劇団、実花ももさんです。
今年で入団3年目の若手娘役。
この衣装は、お芝居『武生の鼓太郎』に登場する村娘の扮装です。

ご覧のとおり、「おやすみ」のポーズをとってもらっています。

ここでマザーグースの歌のご紹介。

 Elsie Marley is grown so fine,
 She won’t get up to feed the swine,
 But lies in bed till eight or nine.
  Lazy Elsie Marley.

 エルシー・マーリーはお上品なお育ちで、
 豚のえさやりのためには起きません。
 8時か9時までベッドにいます。
 怠け者のエルシー・マーリー


4行の短い詩です。
和訳は、直訳だとこんな感じになるのですが、カレンダー用にはちょっと和風テイストを入れたくて谷川俊太郎訳を参考にしてアレンジを加えました。

 えるし・まぁりはおひめさまそだち
 ぶたにえさなどやりませぬ
 8じ9じまでおねぼうさん   
 おきらくむすめのえるし・まぁり


特に4行目、英語の "lazy"は「怠け者」で、この歌の趣旨は上品ぶっても寝坊でだらしない娘への非難あるいはからかいなのだと思いますが、稽古熱心なOSKの劇団員さんをつかまえて「怠け者」と言うのは気がひけたものですから、やわらかい表現にしてみました。

絵本ですと、この歌には”ベッドで眠りこけるエルシーを起こそうとしている豚”とか、”エサがもらえなくて不満そうな表情の豚”などのユーモラスな挿絵がついています。
残念ながらOSKの舞台に豚はいないので、カレンダーでは写真のまわりにいろんなところから切り取った豚の絵を貼り付けました。



※ 実花ももさんも出演するOSK日本歌劇団の公演は、今週末の8月1~3日。新橋演舞場にて。
  トップスター桜花昇ぼるさんの退団公演でもあります。
           詳しくは 劇団HP → レビュー「夏のおどり」お知らせ



なお マザーグースについてもっと知りたい人はこちらを見てください
→ マザーグースって何よ?

OSK日本歌劇団についてもっと知りたい人はこちらを見てください
→  OSK日本歌劇団のご紹介

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