FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2013年マザーグースカレンダー

新しい年、といっても既に2月も終わろうとしていますが、とりあえず年頭恒例行事として、マザーグースカレンダーのお披露目をしたいと思います。

私が関心をもっているものはいろいろあるのですが、その中にOSK日本歌劇団と マザーグースがあります。

かたや歌劇団、かたやイギリスの童謡。どちらも私が好きという他には何の関連性もないこの二つを強引に結び付けてしまおうという夢の企画が 無幾庵のマザーグースカレンダーです。
この試みも4年目となります。

なぜこんなことを思いついたのかは過去の記事で説明していますのでそちらを参照していただくとだいたいわかるかと思います。

2010年のマザーグースカレンダー → http://mouikwan.blog42.fc2.com/blog-entry-86.html

2011年のマザーグースカレンダー → http://mouikwan.blog42.fc2.com/blog-entry-143.html

2012年のマザーグースカレンダー → http://mouikwan.blog42.fc2.com/blog-entry-139.html


なお マザーグースについてもっと知りたい人はこちらを見てください
 マザーグースって何よ?

OSK日本歌劇団についてもっと知りたい人はこちらを見てください
→ 
 OSK日本歌劇団のご紹介


さて マザーグース学会関西支部の恒例行事であるカレンダーづくりにおいて今年の私の担当は「9月」でした。カレンダーですから、できることなら季節感に沿った歌や絵を選びたいところですが、私の場合はOSKとのコラボを優先する関係上、季節感は二の次になります。
例年、なかなか適当な写真がなく、歌を選ぶのも一苦労なのですが、今年は前年10月のイベントで撮影した写真を使うと決めていましたので、スムーズに作ることができました。

マザーグースカレンダー2013

まずは題材に使った歌を紹介しましょう。

Here am I,
Little Jumping Joan,
When nobody's with me,
I'm always alone.



私はここよ、
 はねっかえりのジョゥンなの、
誰もいっしょにいない時、
 私はひとりぼっちなの。



誰も一緒にいなければ一人きり、とは、ものすごく当たり前なのですが、こういう自明の理をあらためて述べたような歌詞がマザーグース童謡にはよく見られます。
これもイギリス人のユーモアのひとつかもしれません。

女の子の名前 Joan を修飾する Jumping という言葉は文字通り「飛び跳ねている」と解してもよいのですが、古くは「素行のよくない女性」を意味したらしいです。
だから元々は、あまりいい意味の歌ではなかったと思われますが、時代が下るとそれは忘れられて、絵本の挿し絵を見ても幼い女の子がぴょんと飛んでいるところが描かれたりしますので、今は単純にかわいい女の子の歌と考えたらよいと思います。

実は、私はこの歌が大好きで、いつかカレンダーで使いたいと思っていたのでした。

つまり、そのために娘役さんが飛んでいるところの写真を撮りたいという野望を抱いていたのです。

OSKの公演を見ていると、ダンスの振り付けの中によくジャンプが入っています。舞台写真でその瞬間をとらえたものも無いではないのですが、この歌に使おうと思うと一人で写っていなければなりません。
ソロのダンスも皆無ではないものの、OSKの見せ場は群舞にあるため、とりわけジャンプが入るような元気のいいダンスのときは舞台上に大勢いることが多いのです。
たとえ飛んでいるのは一人でも、周りに人がいたらこの歌の内容に合いません。

そこで頼みは、いつもの武生菊人形会場でのイベント、ファン撮影会ということになります。
このイベントでは舞台上でポーズする劇団員さんを自前のカメラで自由に撮影してもよいことになっています。
若手の劇団員さん2,3人が登場して、ファンのリクエストにこたえてポーズを作ってくれたりもします。

過去の記事を読んでいただけば分かる通り、私は以前にもカレンダーに使うという下心をもって劇団員さんに特定のポーズをお願いしています。
しかし、いきなり「飛んでください」というのはちょっと気がひけます。
撮影会には他のファンの方々も大勢参加してらっしゃいますし、「ジャンピング・ジョゥンの歌のポーズです」と言ってもそんなの当の劇団員さんを含めて誰もわからないでしょう。

ところが。

去年の10月。
武生の撮影会でチャンスは訪れました。





まずその日は平日で、撮影会の参加者がとても少なかった。
撮影会に登場するメンバーは日替わりであらかじめ誰が出るかわかっているのですが、その日は娘役さん二人でした。
歌劇団というのはどうしても男役さんのほうが人気です。
撮影会の参加者の出足にもそういうところが影響しているかもしれません。

撮影会がはじまると、しばらく二人でポーズをとった後、一人ずつ舞台の右左に分かれました。
なにせ参加者が少ないので、舞台の端近くでツーショットを撮らせてもらったりお話をしたり、いつもより余裕のある撮影会となりました。
娘役さんの一人はその年入団したばかりの新人さんでした。
たださえ少ない人数がもう一人の先輩さんのほうへ集中し、ちょっと手持無沙汰な感じで立っているのを見て、これはまたとない機会だと思ったのです。

「あの、すみません。ぴょんと飛んでみてもらえます?」

新人さん、榊紫之(さかき しの)さんは驚きながらも快くやってくれました。
OSKの劇団員さん、こんなにあつかましいお願いにも気さくに応じてくださいます。

でも、シャッターのタイミングが合わず、失敗。

miss!

シャッターがおりる前に着地してしまいました。

もう無理、と、あきらめたところへ、榊さんが「どうでしたか?」と尋ねてきます。

「うまくいきませんでした。ごめんなさい、もういいです」

「じゃあ、もう1回やってみましょうよ」

榊さん、明るく「こんな飛び方でいいですか?」

なんていい子なんだ。

恐縮しつつ、再度挑戦した結果が、上のカレンダーの写真というわけです。
頭のてっぺんが少しきれてしまいましたが、まさに Jumping しているところが撮れました。

「今度はうまくいきました」と、デジカメの画面を見せると榊さんは自分のことのように喜んでくれました。
本当にええ子や。

榊紫之さん、ありがとう
今年の私のマザーグースカレンダーができたのはあなたのおかげです。



さて、榊紫之さんも出演するOSK日本歌劇団の公演が4月に東京・日生劇場と大阪・松竹座であります。
1年を通じてOSKとしては最も力の入った公演である「春のおどり」です。
私がOSKの公演を定期的に見るようになって8年ほどですが、東京で「春のおどり」が行われるのは今年がはじめてです。普段の公演はほとんど関西が中心ですから、関東にお住いの方でOSKってどんなものか、といささかでも興味を持たれた方にはまたとない機会といえるかと思います。


東京では4月5日(金)~8日(月) チケットは好評発売中です→ 日生劇場のページ


大阪では4月19日(金)~29日(月・祝) チケット前売りは3月5日より → 松竹座のページ


公演の詳細についてはこちらもご覧ください→ OSK日本歌劇団公式サイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。