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OSK日本歌劇団のご紹介

OSK日本歌劇団というのは、女性だけでレビューやショーや時にはお芝居もする、という劇団です。
男性のパートは男役に扮した女性が演じます。

舞台芸能のジャンルとしては、宝塚歌劇と同じと考えてよいでしょう。
実際、OSKの前身は、大阪松竹少女歌劇。
(Oは大阪、Sは松竹、Kは歌劇、の頭文字です)
宝塚と同じような少女歌劇団として、大正時代に創設されました。

後発といっても、宝塚より9年遅いだけ。
今年で創立90年を数える伝統ある劇団です。

その歴史の中では、大阪ミナミの地で宝塚をしのぐ人気を得た時代もありましたが、人びとの関心が舞台からTVへ移るなか、親会社が松竹から近鉄へ、本拠地が大阪市の中心地から奈良のあやめ池遊園地へと変わっていくに伴い、劇団の規模も人気も低下の一途をたどりました。
同様に業績不振に陥りかけていた宝塚歌劇が「ベルばら」ブームで大当たりをとって盛り返したのとは対照的に、OSKの衰退はとどまるところを知らず、ついに2003年近鉄が支援をうちきり、劇団は解散の危機を迎えました。
しかし、劇団員とファンの熱心な存続運動により、市民歌劇団として自主再建をし、60年ぶりに元の本拠地、大阪松竹座での「春のおどり」上演を実現させました。

「春のおどり」は、その昔、OSKの全盛時代に「大阪の春はOSKの『春のおどり』から」と風物詩のように言い慣わされた伝統ある演目で、劇団歌「桜咲く国」を歌いながらピンクのパラソルを回す「傘回し」も往時のファンにはおなじみの趣向でした。

2007年には再び経営不振で民事再生法の申請をしましたが、今は新しい経営母体のもとで、松竹座の「春のおどり」も2004年以来途切れることなく続いています。

年間の活動は、松竹系列劇場の公演が年2回(各1週間程度)、10月に福井県越前市の武生菊人形会場で公演(約1ヶ月)、市民ホール規模の劇場で不定期な単発公演が年に2,3回、小劇場での公演が数回、各種イベント出演が数回といったところ。
ですから、OSKが見たいと思っても、規模の大きい公演に遭遇する機会は多くありません。
しかし 今年2012年2月には前年に続いて東京公演、5月には金沢公演が予定されていますので、普段なじみのない人たちにもOSKの舞台を知ってもらうチャンスかと思います。

現在、劇団員は30名ちょっと。
松竹座の「春のおどり」には、全員出演しますが、ほかの公演は20名から数名のチームに分かれて出演することが多いです。


舞台の感じは概ね宝塚歌劇と似たようなものと考えていただいてよいと思います。
ただし、これは歌舞伎とか新劇とか商業演劇とか吉本新喜劇などと並べて比べたら、宝塚と同じカテゴリーに入れられるという意味です。
舞台をあまり見ない人、大雑把な人なら、OSKと宝塚は「同じやん」と思うでしょう。(規模が小さいとは思うでしょうが)
しかし、宝塚歌劇をよく見る人なら、むしろ両者の違いの方が目につくかもしれません。
たぶん、その違いをどう思うかによって、OSKが気に入るかどうか、分かれるところだと思います。

歌と踊りとお芝居、というと、宝塚歌劇も劇団四季もそうですが、OSKの場合は、この中で踊りの比重が一番高いのが特徴です。
これは、戦前に「歌の宝塚、踊りのOSK」と言われたころからの伝統です。
とりわけラインダンスの気合の入り方は、宝塚を見慣れた人のほうがその違いに驚かれると思います。
上位のスターは、それぞれ個性が違い、注目に値しますが、OSKの見どころは全員が舞台狭しと踊りまくる群舞の迫力です。
華やかというより、ダイナミックな振り付けが見るものに爽快感を与えます。
スターは演出によって目立つのではなく、卓越した確かな技術力でおのずと抜きん出て見えるという感じです。
どうしても男役のほうがファンの人気が集まりやすいのは宝塚と同じですが、OSKは娘役も存在感があり、重要な役割を担っているのも一つの特徴といえます。

人数が少ないため、場面転換ごとに全員が入れ替わり立ち代わり登場してきます。
どんな新人でも1分で早変わりをして次の場面に出るそうです。
このため、OSKの舞台を見ていると本当に全員が力を出し切って努めているなと感じられます。

OSK日本歌劇団オフィシャルウェブサイト  http://www.osk-revue.com/

 公演・イベントの情報については、こちらで。
 劇団員によるブログも公開されています。

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